冷蔵庫の野菜をダメにしてしまうことが多く、乾燥させたら長持ちするかも!との安易な気持ちで始めた干し野菜。効率よく食材を使い切ることや料理は苦手です。
実際にやってみたところ、野菜のうまみも格段に美味しくなるし、栄養も通常の野菜よりもアップするそう。良いことづくしでした。
干して放置するだけ。たったそれだけなのにこんなにも美味しくなるなんて!と感動でした。
- 干し野菜をやってみたいけど面倒くさそう
- 干し野菜って本当に美味しいの?
- 干し野菜はどうやって作るの?
干し野菜の魅力とは?
干すだけでうまみアップ!
まず干し野菜の魅力といえば美味しさでしょう。いつものにんじんが干しただけで深い甘みがでます。こんなににんじんって甘かったっけ?と感動するほど。
さらに干し野菜の代表格である、しいたけやしめじなどのきのこ。良い香りが5倍くらい増します。
長期保存がきく
つい先日買ってきたばかりなのにもう腐っていたり、カビが生えたりと野菜は思っているよりも消費が早いことも。冷蔵庫の奥底に眠っている水っぽい野菜はありませんか?
新鮮な野菜がたくさん手に入ったけど冷蔵庫の空きがない!というときも干してしまえば省スペースで保存できます。
生野菜よりも栄養アップ
野菜を干すことで栄養が凝縮され、カルシウム・ビタミンB、D・鉄分・ナイアシンの含有量がアップするそう。
ただし、反対に熱に弱いビタミンCや葉酸は長時間日光に当てることで現象するようです。
料理が楽ちんに
お味噌汁や煮込み料理など下準備に時間がかかるもの。忙しいときに干し野菜は大活躍!さっと摘んでぱらっと入れるだけでもう1品完成です。
さらに野菜が出し汁の代わりにもなるので料理のうまみもアップします。
実際に干してみた野菜
ざるいっぱいに並べた野菜もぎゅっと濃縮されたように小さくなると嬉しくなります。
こりこりとした食感や甘みとうまみがアップしており、冷え性、ニキビ、口内炎予防にも効果があるとか。
また、スーパーだと切り干し大根しかみかけませんが、輪切りや半月切りなど自分の好みに合わせた形にできるのも自家製ならでは。
干し野菜の作り方
干し野菜の作り方を紹介します。とってもかんたん!料理で余った野菜も乾燥させてしまいましょう!
- 野菜を洗う
- 野菜を切る(薄い方がぱりっと乾燥します)
- お皿に並べる(上に網かごを置いておけば埃を防げます)
- 野菜が重ならないように注意
- 日光の当たるベランダや窓際に置く
- 1〜3日程度で完成!
その場合、茹でる時間が短縮され、調理時間も手早くできます。
干し野菜がかんたんに!おすすめグッズ
さらにもう少しだけ本格的に行いたい場合のおすすめの干し野菜グッズを紹介します。
日本製の頑丈な干し野菜ネット
私が干し野菜時に使用しているのは、プロキッチンの干し野菜セットSです。
- 場所をとらずに手軽に干せる
- 未使用時は折りたたんでコンパクトに食器棚に収まる
- 通気性が抜群
- 日本製で丈夫
- 虫がよってこない
角ざる27cmが入るコンパクトさ場所を取らず、上下左右の通気性も良いので効率よく干すことができます。
竹ざるを使っているので、出し入れがしやすく、野菜のにおい移りも気になりません。
漁師さんが使っている頑丈な網を使っているため、長時間日光に当てても素材が痛みにくくなっています。さらにベージュカラーもインテリアに馴染みやすいです。
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もう少しお手軽にできる干し野菜ネットもあります。
吊るす場所がないときの対処法
野菜を干す場合は、ベランダの物干しなどにS字フックに吊るします。
しかし、ベランダに干したくない場合やベランダは日が当たりにくい、風が強くて干せないという場合もあると思います。
ジェル吸盤で賃貸でも綺麗に剥がせます。8kgまで対応可能な大型吸盤なので十分に対応できます。凹凸面にも対応している(凹凸時は6kgまで)ので天井に吊るすことも可能です。
干したあとの保存方法
乾燥させた後はケースにしまっておきます。乾燥させたから常温保存OKかなと棚にしまっておいたことがありますが、何度かカビてしまいました。
その後はケースに入れて冷蔵庫で保存しています。
ケースはおしゃれなインテリアと機能性で人気のWECKのガラスキャニスター(300mlと140ml)を使用しています。
スタッキングができて丈夫なです。中身も見えるシンプルな作りなので素材がひとめでわかります。
ただし、少しWECKは重厚感もあるのでもう、少し軽くてコンパクトに収納したいという場合はジップロックのタッパーをおすすめします。
干し野菜の教科書
初心者向きのきのこ・かぼちゃ・大根などの干し野菜を作ってみて慣れてくると、他の野菜のレパートリーを増やしたくなります。
この野菜は干しても大丈夫だろうか?などスーパーで購入の際に悩んだりもします。
さまざまな干し野菜の切り方・干し方・調理の仕方も掲載されています。
新たな干し野菜の発見だけでなく、乾燥できたかどうかの見極め方も写真付き掲載されているので、さらなる干し野菜生活の充実度アップ間違いなしです。
まとめ
干し野菜を初めてから野菜の新たなうまみを発見することができました。さらに栄養もアップするので良いことづくめ。
また、これまで残念ながら捨ててしまっていた野菜も干しておけば!と後悔の連続。
かんたんでどこでもすぐにできるので干し野菜を毎日の料理のレパートリーに取り入れてみませんか?