秋・冬は乾燥が厳しい季節。肌やのどの乾燥がつらい!という方も多いのではないでしょうか。
夏まではみかけなかった、乾燥小ジワをみつけてしまい、これはまずい!と思い、急遽加湿器を購入しました。
人気な加湿器を購入することができて本当によかったです。実際に使ってみたレビューをご紹介します。
- 肌やのどを効果的にうるおす加湿器が欲しい
- 加湿器選びに迷っている
- 象印の加湿器が欲しい
加湿器の種類
秋冬に家電量販店に行くと加湿器がずらーっと並んでいて、どれを買ったら良いかわからない!と悩んだ方も多いのではないでしょうか。
また、これまで加湿器を使ってきたけど、あまり効果を感じられなかったという方も。私も過去に10台ほどは大小を問わず加湿器を購入してきました。
- 超音波式
- スチーム式(加熱式)
- ハイブリッド式(加熱気化式)
- 気化式
- ペーパー式
加湿器のメリット・デメリット
加湿器の種類によって加湿方式によって、加湿できる能力や、メリットとデメリットが異なります。普段使うスタイルに合わせて、加湿器を選びましょう。
超音波式加湿器
超音波式加湿器は、超音波によって振動することで水の表面が弾け、部屋を加湿する方式です。ヒーターやファンを使用せずに加湿をするので、消費電力が小さいです。
- 電気代・本体価格が抑えられる
- サイズやデザインが豊富
- アロマを楽しめる機能もある
- 音が小さいので就寝時にも使いやすい
- 雑菌の繁殖が気になる
- フィルターや本体の掃除をこまめに行う必要がある
- 家具家電の周辺に白い粉がつく
スチーム式(加熱式)
スチーム式加湿器は最もポピュラーな加湿器で、水を加熱し蒸気を放出させるタイプの加湿器です。
- 加湿能力が高い
- 蒸気が衛生的
- 室温も高くなる
- 電気代が高くなる
- 吹き出し口が熱くなる
ハイブリッド式(加熱気化式)
水を浸透させたフィルターに温風を当てて気化させながら加湿します。
- 吹き出し口が熱くならない
- 運転音が高い
- 衛生面に優れている
- フィルターや本体の掃除をこまめに行う必要がある
- 電気代がかかることも
気化式
水を浸透させたフィルターに冷風をあてて気化させながら加湿します。
- 電気代が安い
- 吹き出し口が熱くならない
- 雑菌を繁殖しない
- フィルターや本体を定期的に掃除をする必要がある
- 加湿能力が低い
- 運転音や本体のサイズが大きい
空気清浄機一体型の加湿器レビュー
私はこれまでDAIKIN(ダイキン)の「加湿ストリーマ空気清浄機」という空気清浄機と加湿器が一体型になったものを1年ほど使ってきました。
加湿ストリーマ空気清浄機は、ちょっとした人の動きや料理をしている際の臭いなどを敏感に察知して空気を綺麗にしてくれます。
しかし、加湿器としては少し物足りなさを感じています。
11月のリビングは湿度30%以下になるのですが、ダイキンの空気清浄機での加湿は10%ちょっとしか上がりません。
加湿方式は、気化式を使っているようで、少しパワフルさは控えめかもしれません。肌や、のど・鼻の乾燥が気になります。
おすすめの加湿器・象印
そこで探してみたところ、加湿器として人気が高い「象印の加湿器」を購入しました。
象印といえば、ポットや炊飯器のイメージが大きいと思うのですが、その技術を生かした加湿器が隠れた名品して人気なんです。
象印の加湿器は「スチーム式(加熱式)」で、やかんでお湯を沸かすのと同じ原理です。
象印の加湿器もそのまんま見た目がポットのようなフォルムです。
象印の加湿器は一度沸騰させた水を65度まで冷ましてから蒸気として排出します。清潔な蒸気な上、手をかざしても少し暖かいなくらいで熱さをそれほど感じません。
30%も湿度が上がる!象印の加湿器
象印の加湿器をリビングで使ってみました。使用して1時間でどうなったかを検証!
使用前:湿度32%
使用後:湿度68%(約1時間後)
鼻から吸う空気もいつもよりしっとりしていて、呼吸がしやすいんです。肌のかさつきやかゆみも減りました。
他の方のレビューを読むと、80%にまで上昇した例もあるとか。私はそこまでは上昇していませんが、60%代で十分満足です。
エアコンの乾燥にも耐えられる!
エアコンの暖房機能を使うと部屋が乾燥しませんか?
乾燥が嫌でハロゲンヒーターを体の近くに当てて使っていました。
しかし、実際は部屋をまるごと・しかも低価格で暖められるのはエアコンの暖房機能なんです。
先ほど紹介した湿度32%→68%の変化はエアコンを使用した状態なので、エアコンの乾燥にも十分対応できています。
カビや結露の状態は?
今のところ、しっかりモードで6時間以上使用しても、窓の結露やカビは発生していません。(リビングでの使用)
もし加湿されすぎているなと感じたら、加湿モードは「しっかり・標準・控えめ」に分かれているので、モード選択を変更しても良いでしょう。
就寝時の使用は?
また、就寝時の乾燥も気になっていたため使用をしてみました。
リビングよりもベッドルームは部屋の面積が狭く、より結露が気になります。
しかも、これまで就寝時に使用した加湿器は、超音波式の加湿器だったことから、枕元におくと布団が翌朝しっとりしていることからベッドルームでの使用を嫌煙していました。
朝の喉のイガイガが解消されただけでなく、髪の毛や肌もほどよくしっとりしていました。美容としてもおすすめです。
象印・加湿器のデメリット
これまで象印の加湿器を使用してきましたが、象印の加湿器のデメリットを紹介します。
- クエン酸洗浄が必要になる
- 電気代が高い
- 湯沸かし音が気になる
お手入れ方法
象印の加湿器はポットと同じ構造なので、ざらざらとしたカルキ汚れが底に溜まり定期的に掃除をする必要があります。
しかし、他の加湿器と比べてもフィルターが不要なので、クエン酸の粉を入れて洗浄すればすぐに解決!お手入れも比較的簡単だと思います。
電気代が高い
超音波式・気化式加湿器:月額150~250円
スチーム式加湿器:月額1,500~1,800円
月額費用をみても電気代はアップすること間違いなしです。
しかし、部屋全体が加湿されると室温が普段よりも暖かくなるため、反対にエアコンの設定温度が下がったので、結果的に電気代はそこまでかからなかったという意見もあります。
湯沸かし音が気になる
リビングで使用していた際はあまり気にならなかった湯沸かし音ですが、寝室で使用した際は、結構大きく気になりました。湯沸かし音に関しては、セーブモードボタンがあります。
また、枕元に置いていたためか、ボタンの光の明るさも気になりました。これは仕様なので対策はなさそうです。
値上がりするレア加湿器!
象印の加湿器には、2つのタイプがあります。
おしゃれタイプ:EE-DC35・50(3.0L・4.0L)
標準タイプ:EE-RR35・50(2.2L・3.0L)
おしゃれタイプ
おしゃれなタイプ(EE-DC35・50)は、ポットには見えないようなフォルムで見た目にこだわりたい!という方におすすめです。グレーとホワイトもありとってもおしゃれ。
容量も大きく、8時間連続運転も可能です。
しかし9月に発売になったこちらはほとんど店頭では見かけず、すでに追加生産終了していました。
ウェブでされている商品は定価よりも1万円以上高かったです。(2021.11月時点)さらに今後も値上がりする見込みだと思います。
標準タイプ
標準タイプ(EE-RR35・50)に関しても品薄になってきているそうで、値上がりの傾向が見られました。
まとめ
乾燥の時期は、肌の乾燥やウィルス対策に便利な加湿器。使ってみるととっても便利で手放せなくなりました。
象印の加湿器の毎年の傾向をみると、11月時点から上がり始め、1月には3万円以上の価格がつくこともあるそうです。もし欲しいと思った時は早めに購入することをお勧めします。
自分にぴったりな加湿器を見つけられるよう、参考になれば嬉しいです。