化粧品のパッケージを裏返してみると、
カタカナが小さい文字でずらっと並んでいますね。
成分の表示は化粧品にどのような成分が入っているか、
法律に基づいて表示しています。
でも化粧品成分の1つ1つを知っておくと、
自分の肌にあった化粧品選びの目安になってとっても便利です。
そんな美容成分をこれから学んでみたい!という方におすすめなのが、
『化粧品成分検定』です。
- 自分にあったスキンケア選びをしたい
- 化粧品の成分に興味がある
- 美容資格を学んでみたい
化粧品成分検定とは?
『化粧品成分検定』とは、化粧品に入っている美容成分を学び、
正しい情報を読み解けるようになる検定です。
化粧品の成分を詳しく学ぶことで、
より自分にあったコスメ選びの参考にもなります。
日本化粧品検定は肌・爪・髪の構造などの美容に
関する基礎知識を学ぶことができます。
化粧品に入っている美容成分を学ぶには化粧品成分検定がおすすめです。
ちなみに私は、日本化粧品検定と、化粧品成分検定を
同時期に受けて、両方1級を取得しました。
化粧品の成分を学ぶメリット
化粧品の成分を学ぶメリットを紹介します。
成分を学ぶことで、よく聞く化粧品成分の効果に
ついてよりわかるようになりましたし、
家族の肌悩みに科学的根拠に基づいて説明できるようになりました。
- 化粧品の中身がわかる!
- 人気の美容の効果を学べる!
- 自分にあった美容成分が学べる!
- 防腐剤・界面活性剤の役割がわかる!
例えば夫が乾燥肌で困っていた時は、保湿成分に注目して、
ドラッグストアで成分をみて買うようになりました。
メリット1:化粧品の中身がわかる!
美容成分たっぷり!のようなイメージで書かれている商品も多いですが、
ほとんどは水であり、美容成分と呼ばれるものは1〜2割程度。
化粧品の中身がわかると楽しいですし、一度肌に合わなかったコスメも、
化粧品成分を読めるようになると、この成分が原因だったのかも?
と今後の購入基準にもなります。
メリット2:人気の美容成分が学べる!
代表的な美容成分として、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなどは有名だと思います。
保湿力がたっぷりですとか、肌のハリがよくなるなど、
なんとなくこの美容成分がもたらす効果を耳にしたことはあると思います。
化粧品成分検定を通じて、美容成分が実際にどのような構造で、
具体的な肌に与える機能を理解し、結果的にどのような効果が表れてくるのか、
を詳しく知ることができます。
また代表的な成分に加えて、その他にも超魅力的な
最新のエイジングケアが掲載されています。
- ユビキノン
- 白金
- フラーレン
メリット3:自分にあった化粧品がわかる!
- 今日はなんだか肌が乾燥しているから保湿力が高いものを・・・
- 今日は汗をたくさんかいたから、さっぱりできるものを!
- わ!ニキビができた!ニキビケアに効果が高いものを使いたい!
などなど、スキンケアアイテムを肌状況や季節で使い分けている方も多いのでは。
そんな時、さっぱりやしっとりなどテクスチャーだけでなく、
しっかりと成分がわかれば、よりその日にあったアイテムを選べると思います。
また、一度肌に赤みがでてしまったり、ふきでものがでてしまったとか、
肌に合わなかった商品もありませんか?
今後、その成分が入っている化粧品を避けて購入しよう!と目安にもなります。
メリット4:防腐剤は本当に肌に悪いもの?
化粧品に入っている成分を学ぶと、界面活性剤や防腐剤など、
一般的には肌に刺激があるものとして扱われている成分が、
実は化粧品の成分を一定に保つためには必要な成分だと分ります!
化粧品の成分は使っていくうちに、酸化や皮脂と混ざり合い、
そのもの自体は肌によくても、肌刺激のある成分に変化してしまうことも。
化粧品を開封後、何らかの目には見えない変化は起きてしまうものだから、
それを食い止める役目を果たす存在が必要になってきます。
しかも、保湿成分としての役割を持ちながら、防腐剤としての効果も発揮してくれるありがたい存在であるなど、新しい気づきが得られます。
まとめ
化粧品成分検定は、日本化粧品検定と比べると少し専門的だったり、
難しく感じることもありますが、検定を受験したことで、
今まであやふやだった美容成分について詳しく学べてとても勉強になりました。
ぜひともおすすめしたい美容資格の1つです。